”暖かい”と”暑い” ”紙”と”紙切れ”

接尾辞のお話になります。

英語では
暖かい → warm
暑い  → hot
となり、現象的には「温度の程度の違い」だけなのに、単語は一見全く違って見えますね。
日本語の「暖かい」と「暑い」も字面だけを見れば「単なる温度差」を表しているとは思えません。

エスペラントでは素晴らしく統一されています。

■強大 : -eg-


この接尾辞は、「ある単語の意味合いを強める」働きがあります。

さっきの「暖かい」と「暑い」をエスペラントではどういうかを見てみましょう。

「暖かい」は、varma といいます。ヴァルマです。
では、「暑い」はと言いますと…、「暑い」っていうのは「暖かい」を強めた単語ですよね。
もっと言えば、暑いとは暖かすぎるという意味です。

なので、「暑い」には-eg-が使えて、 varmega ヴァルメーガ ということができます。
一応、わかりやすいように分けてみると、

varm / a

varm / eg / a

となっています。-a は、形容詞だよーという意味です。

他にも、
granda (大きい) があります。 これも意味を強めることができて、grandega(巨大な) となります。

grand / a

grand/ eg / a

実に単純な構造ですね!


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「強大があるなら、意味を弱める働きをもつものもあるの?」と思ったかと思います。
もちろんあるわけです。

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■弱小 : -et-


この接尾辞は、「ある単語の意味合いを弱める」働きがあります。
さっきと逆の作用ですね。

たとえば、「紙」は papero といいます。では、「紙切れ」は…?

紙と紙切れの関係を見てみると、 紙を「小さくしたもの」が紙切れですね。

なので、紙切れは、 papereto ということができます。

paper / o

paper/ et / o

となります。

少しおまけになりますが、小さい関連で、子犬はなんというでしょう?
子供」を表す接尾辞も実はあるんですね。
それは、 -id- です。 犬は hundo といいますので、子犬は hundido です。

また別のときにちゃんと書こうと思いますが、
接尾辞をあたかも語根のように使うこともできるんですね。
どういうことかというと、「子供」を表す-id- に無理矢理-o をつけて名詞化すると

ido 子供 

という意味になりますす。
接尾辞を覚えたつもりが、名詞までも覚えてしまった!

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<単語チェック>
次の単語の意味はなんでしたか?

varma - varmega

papero - papereto

granda - grandega

hundo - hundido

ido




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